愛知県岡崎市の六ッ美地区で開催の『御田扇祭』に行ってみた
これは江戸時代から伝わる稲の害虫除けと五穀豊穣を願う祭で、毎年”スタート地点の神社”から”隣町の神社”まで行列で「扇」を運ぶというもの。20の町を毎年渡り歩いていき20年かけて一周するというリレーをしていく
今年(2015年)のスタートは上合歓木町神明社というところから。出発地点で出し物が行われていて、剣技披露や踊りを見る事が出来た
剣技は危険なので”立ち入り禁止エリア”があるけど、踊りはそんなのないからめちゃくちゃ近くで見られた
定刻になったので、行列で移動開始!
隣の神社までは1㎞くらいでわりと近い印象。電線の度に大きな”のぼり”を寝かせなければいけないので、よく立ち止まるおかげで丁度いい時間になるみたい
逆に”電線ない時代”は、早く終わりすぎてたんじゃないかと気になった
この大きな扇であおぐのが本来の目的
今回のルートは新幹線を横切るダイナミックさ。江戸時代はこの道全部が田んぼだったはず
町と町の境界で扇などの受け渡しの儀式を行う
住宅地のかなり細い道を通ることも
こうして今回の引き継ぎ場所の下合歓木神明社まで行く
来年はここがスタート地点となり、その次の神社を目指すことになる
【六ッ美の祭つながりの記事】