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写真家あまのしんたろう公式ブログ『ヤミーアートブログ』

「ナンデモない日常は、ナンデモある日常なんだ」をモットーにおもしろ系な写真作品を発表しています

ヤミーアートミュージャム

ひぐらしのなく頃に レビュー

アニメもあるらしいけど、原作が最も作者の意図に近いと思うのでパソコンのサウンドノベル版を購入して、読み始めてからだいたい2年かけてやっと今日読み終えた。

 

1話読むのに10時間〜20時間くらいかかるモノが8話続くので、読み切るのにとにかく苦労した。体感的にはドラクエ7を3周するくらいのモノ。

おかげで読み終えただけでも達成感がある。

 

まずは、その膨大な量を4年半で作り切った作者に脱帽。読みやすい文章でどんどん読めるし、何よりおもしろい。

作品の量が多ければ多いほどに、読み手はその作品の世界観、その作者の言いたい事が分かるようになると思うので、その点は自分も見習おうと思う。

 

今後の目標は"すんなり楽しんでもらえるものを大量に作る"とする。

 

 

 

内容に関しては、むかしニュースで犯罪に関係する残酷な感じのことを聞いた事があったけど、文章で読む限りはあまりグロテスクな感じはしなかった。

どっちかというと、テレビのサスペンスものに平気で出てくる血まみれの死体や、その殺し方の細かな説明の方が人の犯罪心に悪影響出るんじゃないかと思ってしまった。

現にうちの妹はテレビを見てて「人殺したら暖房かけて体を何度もひっくり返すのは常識じゃん」と言ってて、本当に使えるかどうかは別として、サスペンス見てる人の、殺人方法や検死の死亡時刻の偽装の知識の豊富さに感心した。

 

でも"流し見"が多いテレビに比べて、しっかりと読んでしまう分文章の方が主人公の心理なんかに読み手が感化されてしまうというのはあるかもしれない。

前半はほとんど疑心暗鬼に取り付かれてしまう話ばかりなので、そこで感情移入し過ぎて感化されたらたしかに暴力的になる子どももいるのかも。

後半は前向きな話になっていくので、そこで感化されると子どもははつらつとするだろうし。

 

 

 

作中には、悲しすぎる話や、理不尽で頭に来る話があるけど、裏返して考えると最後に幸せな結末を用意しているからこそ途中でひどい話が出来るんだと思った。

 

それは、どんな形態の作品にもいえる事だと思う。

 

もし、最初から最後まで暗い作品があるのなら、その作者は普段の生活が陽気でハッピーで、その幸せが続く事を疑わないすてきな世界にいる人ってことなんだろうな。

 

ということは逆に、最初から最後まで明るい事しか起きない作品があるとしたら、それが作られた背景には気をつけた方がいいという事なのかもしれない。